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滋賀・大津で紫式部ゆかりの地を巡るならどこ?おすすめの回り方

大津 大河ドラマ歩き 大河ドラマ歩き

【大河ドラマ館】歩きを楽しもう。

2024年大河ドラマ「光る君へ」の主人公、紫式部が琵琶湖に映る月をみて書き始めたと伝わるのが「源氏物語」です。

その「源氏物語」が誕生した地が、滋賀県大津市。世界最古と言われる女性文学はここから生まれました。

源氏物語の舞台となっている場所や、モデルとなっている人物ゆかりの地を巡りましょう。

大津で源氏物語や紫式部ゆかりの地は、どこに何があるの? おすすめの観光スポットを紹介します。大河ドラマ館からは移動に距離があるので電車や車で巡ってみましょう。

「光る君へ」の大河ドラマ館(展)があるのはこの3カ所。その中から滋賀県・大津市を紹介します!

  • 滋賀県・大津市
  • 京都府・宇治市
  • 福井県・越前市

大津市 どこをどう巡る? モデルコースも紹介

紫式部と源氏物語ゆかりのスポット

大津市で巡りたい紫式部と源氏物語ゆかりの地は主に9カ所

  • 石山寺(大河ドラマ館もここに!)
  • 逢坂の関
  • 三井寺(園城寺)
  • 比叡山延暦寺
  • 慈眼堂
  • 日吉大社
  • 浮御堂
  • 唐崎神社
  • 融神社

たくさんあって移動距離も長いため、ポイントを絞って巡ってみましょう。

モデルコース(電車+徒歩で巡る)

JR琵琶湖線・石山駅→(乗換)京阪石山坂本線・京阪石山駅(乗車2駅4分)→石山寺駅→(徒歩約950m13分)石山寺(大河ドラマ館)※ドラマ館+石山寺境内散策→(徒歩約950m13分)石山寺駅→(乗車12駅19分)三井寺駅→(徒歩約1.1Km15分)三井寺→(徒歩約1.1Km15分)三井寺駅→(乗車4駅7分)京阪膳所駅→(乗換)JR琵琶湖線・膳所駅

  • JR石山駅発~JR膳所駅着まで、大河ドラマ館、石山寺、三井寺を巡り、移動のみで86分・徒歩4.1Km
  • 石山寺境内+ドラマ館(約120分)
  • 三井寺(園城寺)(約90分)
  • プラス 電車待ち時間・乗換え時間・食事・お土産ショッピングなど

※JR琵琶湖線・石山駅から石山寺山門前のバスも出ています。(この場合は石山寺のすぐ前にバス停があります)

プラス観光おすすめ! 大津市歴史博物館 [特集展示/源氏物語と大津](約60分)三井寺から徒歩3-4分

石山寺は花の寺と言われる四季折々の花が楽しめるお寺でもあります。境内はとても広くゆっくり散策するには2時間ほどみておきたいところですが、モデルコースではドラマ館含め2時間位としました。三井寺(園城寺)も見どころの多いお寺です。

おすすめ! 三井寺に近い、大津市歴史博物館では2024年1月10日~2025年2月2日まで特集展示として、「源氏物語と大津」が開催されています。紫式部と大津の関係がよくわかる映像や、貴重な展示品の数々を見ることができます。

移動距離があるため、何カ所も巡るのは難しそうです。琵琶湖周辺で宿泊してゆっくり楽しんでみるのもいいですね!

三井寺(園城寺)は1300年以上続く宿坊。一棟貸し切りの完全プライベートで特別な体験も。

見てみたい! ※紫色になった京阪石山寺駅&「光る君へ」デザインのラッピングカー

石山寺・大河ドラマ館

石山寺

大河ドラマの世界を楽しむスポット!

俳優さんたちの等身大パネルと写真撮影や、ドラマ館でしか見られないオリジナルの映像コンテンツもあります♪ドラマを思い返してみたり、続きが待ち遠しくなること間違いなし!!

【大河ドラマ館】石山寺境内 明王院

  • 開催期間:R6年1月29日(月)〜R7年1月31日(金)
  • 開館時間:9:00〜17:00(最終入場16:30)
  • 入館券:大人(中学生以上) 600円/小人(小学生)300円/未就学児:無料
  • ※石山寺セット券(入館券+石山寺入山券)大人(中学生以上):1,000円/小人(小学生):450円/未就学児:無料
  • 休館日:期間中は原則無休
  • 駐車場:乗用車600円
  • 住所:滋賀県大津市石山寺1-1-1

※「光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館」入館券で「源氏物語 恋するもののあはれ展」にも入館できます。

相互割引 ※⼊館券を下記対象施設で提⽰すると、⼊館料が割引となります。
三井寺・⼤津市歴史博物館・光る君へ 宇治 大河ドラマ展・光る君へ 越前 大河ドラマ館(詳細は現地で)

【源氏物語 恋するもののあはれ展】石山寺境内 世尊院

  • 紫式部と源氏物語
  • 恋の決め手は、美のセンス
  • 千年の時を超える恋の歌

3つの空間からなる展示です。

紫式部と源氏物語では、紫式部と源氏物語の背景を知り、

恋の決め手では、美のセンスでは、平安時代の恋を彩った 色と香り、花の世界を体験

源氏物語の恋を現代的な解釈でイラストとオリジナル楽曲表現します。

【石山寺】セット券で広い寺境内も。

滞在中の紫式部が琵琶湖に映る月を見て、源氏物語を書き始めたと伝わるのが石山寺です。国宝の本堂にある「源氏の間」や紫式部ゆかりの寺宝が多数所蔵されています。

  • 石山寺と紫式部展(豊浄殿)

春夏秋の3期にわたり所蔵品をの展示が行われます。重要文化財の絵巻や、紫式部が使用したと伝わる硯など、貴重な展示品の数々が見られます。

  • 境内の参拝と花を楽しむ

境内各所を参拝しながら、四季折々の花々を鑑賞します。

三井寺(園城寺)

三井寺

天台寺門宗の総本山で、平安の朝廷や貴族から崇められていました。藤原道長も深く信仰していたことが知られています。紫式部がなくなったあとは、父為時が出家し三井寺で娘をしのんだと伝わっています。

三井寺(園城寺)にある国宝や重要文化財は日本有数の規模を誇り、本朝四箇大寺の一つに数えられている由緒あるお寺です。

また、桜の名所としても知られ、開花の時期には多くの人々が訪れます。

三井寺(園城寺)

  • 8:00 ~ 17:00(受付終了16:30)
  • 年中無休
  • 文化財収蔵庫は8:30 ~ 16:30(受付終了16:00) 
  • 入山料:大人:600円 | 中高生:300円 | 小学生:200円 障害者手帳提示にて本人のみ拝観料免除
  • 駐車場:普通車500円

「紫式部と三井寺」三井寺所蔵の紫式部に関連する品などの初公開もあります。

  • 場所:本堂 金堂(国宝)入場無料(入山料は必要)
  • 前期 2024年1月29日から7月31日
  • 後期 10月1日から2025年1月31日

大津歴史博物館 (三井寺近隣)

  • 特集展示 源氏物語と大津 が開催されています。(2024年1月10日から2025年2月2日まで)
  • 9:00-17:00(展示室への入場4:30まで)
  • 月曜休館
  • 一般:330円、高校生・大学生:240円、小学生・中学生:160円

逢坂の関

逢坂の関

逢坂の関と言えば、百人一首で覚えた方も多いはず。

「これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも 逢坂の関」蝉丸の句が有名です。

源氏物語 第16帖「関屋」の巻で、石山寺に向かう光源氏と、京へ戻る空蝉(うつせみ)とがすれ違い再会する舞台となっています。

比叡山延暦寺

比叡山延暦寺

源氏物語に登場する「横川の僧都」は、比叡山延暦寺の実在の僧「源信」がモデルと言われています。物語の中では「浮舟」が2人の男性との関係に悩んだ末、宇治川に身を投げるのですが「横川の僧都」によって助けられる場面や、「夕顔」の四十九日の法要が比叡山延暦寺西塔の法華堂で執り行われています。

比叡山(1700ヘクタール)の中に100ほどの堂宇があり、総称を延暦寺といいます。その中に西塔の法華堂や源信の旧跡「恵心堂」があるのです。

延暦寺諸堂巡拝時間・巡拝料

  • 東塔地区 並びに山麓 滋賀院 生源寺 通年 9:00~16:00
  • 西塔・横川地区 9:30~16:00
  • 延暦寺諸堂巡拝料 東塔・西塔・横川共通券 大人 1,000円 /中学生600円/小学生300円
  • 国宝殿(宝物館)拝観料 大人500円 / 中学生300円 / 小学生100円

詳細は比叡山延暦寺サイトでご確認ください。

慈眼堂

慈眼堂

比叡山麓にあり境内に紫式部や、清少納言の供養塔もあります。

  • 駐車場あり
  • 境内自由(堂内は見学不可)

日吉大社

日吉大社

源氏物語に登場する法華八講を「山王礼拝講」として行われている神社で、物語でも重要な場面が描かれています。

3000本のモミジがあり、紅葉名所として知られています。見ごろは11月中旬~12月上旬

  • 参拝時間:9:00 〜 16:30
  • 入苑協賛料:大人500円 中高生300円 小学生以下 無料
  • 境内の駐車場は最大50台

浮御堂

浮御堂

源信(源氏物語に登場する「横川の僧都」のモデルとされている)が、湖上の安全と民の救済を願い建立したと言われています。※現在の建物は昭和12年の再建

  • 8:00~17:00
  • 拝観料300円
  • 普通車 30 台

唐崎神社

唐崎神社

源氏物語「少女巻」では、唐崎神社の祓が描かれています。また藤原道長の「御堂関白記」では、道長が祓いに出かけたことが知られています。

近江八景の1つ 景勝地

  • 公共交通機関にて

融神社

源氏物語の主人公・光源氏のモデルの一人といわれている、嵯峨天皇の皇子・源融(みなもとのとおる)公を祀る神社です。

大津市の観光・グルメ・お土産

観光

【瀬田の唐橋】

日本三名橋の一つ。近江八景「瀬田の夕照」でも知られている橋。

【びわ湖バレイ/びわ湖テラス】

全面ガラス張りの絶景ロープウェイで山頂へ!標高1,100mの山頂では「びわ湖テラス」からの絶景も眺められます。

【ミシガンクルーズ】

琵琶湖でクルーズが楽しめます。60分コース・80分コースあり

グルメ

【近江牛】

十分な霜降り、まろやかな風味。近江牛が食べられるレストランがたくさんあります。

お土産

【鮒寿司】

現存する最古の寿司。琵琶湖でとれるニゴロブナを塩漬けにし、ご飯を重ねて自然発酵させたもの。

【三井寺力餅】

創業明治2年の三井寺力餅本家のきな粉を使った和菓子

【たばしる】

石山寺門前にある和菓子のお店・茶丈藤村 小豆の食感が楽しめるお菓子

など。

大河ドラマ館・紫式部ゆかりの地めぐり

光る君へをもっと楽しむ!