愛知県豊田市で花と緑の庭の緑化センター、自然豊かな昭和の森を歩きませんか?散策路がいくつかあるので様々なコースが楽しめます。
このルートのお楽しみポイント
自然 | 花 |
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- 日本庭園の景観が素晴らしい!
- たくさんの植物を楽しめる
- 歩くルートがいっぱい!
- 昭和の出来事に思いを馳せる
- 実際に歩いたのは 約8.8Km・11800歩ほど
- 歩いた時期:1月中旬(平日)※1月花は僅かです
緑化センター・昭和の森案内マップの紹介
今回歩いたルート
緑化センター 第1駐車場→緑化センター(ガーデン巡り)→昭和の小径→舗装道で緑化センター本館→トンネルと通り 第1駐車場へ
緑化センター内は、日本庭園、オーストラリアガーデン、ロックガーデンなどのテーマのある庭を見ながらまわります。昭和の小径は森の中を、登ったり下ったりしながら歩き、舗装道を通って戻ります。緑化センター本館からトンネルと通って第1駐車場へ。
緑化センター
駐車場
緑化センター、昭和の森には無料の駐車場が第1~第6まであります。写真は第1駐車場。1月中旬の平日、かなり空いていました。
駐車場には、緑化センターの花・木の見ごろの案内看板が写真付きで紹介されています。
ちなみに1月はサザンカ・寒椿・ロウバイ・ウグイスカグラ・梅などの花の他に、ヒイラギモチ・ピラカンサ・ハクサンボク・センリョウ・ナンテン・サンシュなどの赤い実が色々見られるようです。
探しながら歩くのも楽しそうですね!
第1駐車場の奥にあるトイレ。
第1駐車場から緑化相談コーナーへ向かうと建物があり、トイレや自動販売機も設置されています。
グリーンウォッチングコースという案内マップがあり、緑化センター内で数字をたどるコースのようです。
- レギュラーコース 約2.3Km
- ショートコース 約0.8Km
木に数字が掲げられていましたが、途中で進む方向が分からなく断念。案内マップも色が剥げていて読み取れなかったです。折角コースがあるのに残念・・
1月の園内は芝生も枯れて木々も枝ばかりという感じですが、花や実を発見するとちょっと嬉しい気分になります♪
手入れされていて綺麗な日本庭園。
春にはツツジ、秋には紅葉も見られます。日本庭園を1周ぐるりとまわることができ、池のある素敵な景色を眺めながら歩きます。
桜とユキヤナギのコラボ!今はどちらも枝ばかりですが、3月末頃から4月はじめ頃にかけて花が見ごろに。真っ白なユキヤナギに淡いピンクの桜が幻想的な雰囲気に包まれる遊歩道。
そんなユキヤナギの中で見つけたヘクソガズラの実
ユキヤナギ・・って優美な名前に対し、ヘクソガズラ(屁糞葛)って・・・。
よく見るとわずかながら咲いていたり・・・。
冬に彩をくれる花たち。
サザンカや寒椿はこの季節に欠かせない。
赤い実。いつも違いがよくわからない赤い実たち。いつか識別できるようになりたいなぁ・・と思いながら今日も見つめるだけ。
もふもふの装いで冬を越えるのは「シデコブシ」というモクレン科の植物。3~4月頃が開花のよう。
自生しているのは地球上で岐阜県、愛知県、三重県のごく限られた地域らしい!
葉牡丹もいっぱい。いつも心の中では「キャベツがいっぱい!」と思っています。
ここは緑化センター本館。この建物自体、すごい!木が突き抜けて生えていますよ。
そして、森から流れ出る水が滝になっています。
オーストラリアガーデン。愛知県とオーストラリアビクトリア州の友好の絆としてつくられたそう。
建物の中にはビクトリアを紹介する展示物。カンガルーのぬいぐるみまで!
ビクトリアには広大な草原が広がり色とりどりの草花が咲き乱れているのだとか。1月の今は茶色ですが、ここの草原にも草花が咲き乱れるのかな?
ユーカリやアヤシアの木々が茂っています。
足元に咲く花々が可愛い。
昭和の小径を歩く
昭和の小径入口。
後ろに見える建物がオーストラリアガーデンの展示室。
ここからは、森の中の小径に変わります。
スタート地点は「昭和元年」
昭和チックな山火事防止のリスマーク♥
柵があったので立入が禁止になっているのかと思いましたが、よく見るとイノシシ防止らしい。
フックを外して策をずらし、中へ入ります。もちろん柵もフックも元に戻して!
本当に小径です。そして、昭和5年を通過まします。
森の中でひときわ目立つ赤いバケツ。ところどころに設置されていました。
第4駐車場付近で一旦森を抜け道路を横断します。渡ったら左に道路にそって小径が続きます。
それから再び森の中へ。
森の中は登ったり下ったりを繰り返しながら進む道です。丸太の階段もつくられています。
昭和〇〇年に達すると、その年代にあったできごとが書かれた看板がありました。
その中から・・昭和40年代。このころに日本の人口は1億人を突破したようです。沖縄にパスポートが必要だった時代も終わり、オイルショックも。ふむふむ。どんなことがあったのか、年代ごと読みながら進んで行くのがなかなか面白かったですね。
再び下界に。東海自然歩道の案内はあれど、昭和の小径がどっちへ行けばいいのか迷った地点。
本館でもらってきた紙のマップがあってよかったです。
ここはフィールドアスレチックのある地点。右方向(道路方面)へ。
赤い実とロウバイ
一旦道路へ出て橋を渡り、ポツンと建つ白い家の横を入るように再び小径へ進みます。
森の中はとても静かで、前後を歩いている人はいませんでしたが、ゴール手前の分かれ道付近で、老夫婦(多分夫婦)にすれ違いました。唯一、昭和の道で会った人。
そして昭和60年を越え昭和の小径もゴールです。
ここから先は、舗装道を通り緑化センターへ。
緑化センターへ戻り、本館へ進みます。
本館の滝の広場から、最後はトンネルを歩いて駐車場へ。
まとめ
- 駐車場も入園も無料
- 休業日 9:00-17:00 毎週月曜日(祝日と重なる場合はその翌日)年末年始(12/29-1/1)
- 緑化センター・昭和の森駐車場や交流館にはトイレ・自販機あり(昭和の小径ルートには無し)
- ガーデン巡りに森歩き、しっかり歩ける
- 四季折々、季節の花や庭の風景も楽しめる!
- 本館の建築も面白い
華やかな花のシーズンでもなく、バーベキューやアスレチックなどアウトドアシーズンでもない冬場は歩くのには人が少なくて歩きやすいかも。